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2019年3月23日土曜日

The Fred Hersch Trio - For No One

The Beatlesの曲です。もともとの歌詞は、切ないような悲しいような歌だったけど、Fred Herschのピアノからは、悲しみよりもむしろ「希望」が感じられます。ふっと心が温かくなります。

この時期は、暖かかったり寒かったりの気候の変化と、別れや出会いや、人間関係の変化、いろいろな変化で体も心も不安定になりそうです。でもいつも「希望」を思いながら、その暖かさを感じていれば、何があろうと楽しくやっていけそうですね。

春は私の大好きな季節です。思いがけない楽しいことがたくさんあればいいな、とやっぱりワクワクしてしまいます。

ただいま春からの生徒さん大募集中! 初心者、シニアの生徒さんも大歓迎。
ジャズ、ボサノヴァ、バラード、お好きな曲を楽しく弾いてみませんか。
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2015年10月16日金曜日

誰とも似ていない演奏を/ “Con Alma"( Fred Hersch)

Fred Herschの音楽、ピアノを聴く度に新しい感動があります。それは曲の中の、いつものポイントであり、新しいどこかであったりもします。心が熱くなったり、喜びで泣きたくなったり、時には「今何が起こっていようと、人生ってすばらしいものだなあ」などとため息をついたり。

自分自身の音楽の目的をもう一度思い出させてくれるのです。地位や名誉やお金ではなく、テクニックや優れたアレンジやそんなことでもない。言葉や形にできない「大切な何か」を表現すること。結局はそれなんだなあとまた振り出しに戻った気分になります。

さて、私よりもっとFred Herschの音楽を正確にクリアに言い当てた人たちがいるのでそれを引用します。

●自分自身の表現で演奏することを極めたマスター (Ben Ratliff, The New York Times)


●たくさんのことを上手にでき、かつ、決して「誰かほかの人のように弾こう」などと試みない希少なミュージシャンのひとり(Seth Abramson)


●その演奏はあまりにも美しすぎて、それが尊敬に値するものであることに人々は気づかない。そういう人たちは花だけを見ているから。でも花の下には深い土壌があること、そしてそこで何が起こっているかを理解していないのだ。(Jason Moran)

では、Fred Herschのソロピアノの演奏で“Con Alma"(Dizzy Gillespie作曲)です。


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2014年8月29日金曜日

Jazzしてる!

これはJazzしてる!とワクワクしました。Horowitzのレコーディング・セッションのドキュメンタリーフィルムでの、彼の演奏です。


すべてのスケールが、アルペジオがグルーヴしている! この感じはクラッシックというよりJazz?まるでimprovisationのような。この人の中で流れているノリが気持ちいい!

モーツアルトがこんなに楽しく聴けたのは初めてかもしれません。フレーズのひとつひとつが生きた言葉のよう。リズムが粒がそろっていないところがあったとしても、気にはなりません。 

音色が好きです。左手のメロディもこれくらいに大きなしっかりした音で(しかもあたたかな柔らかい音)響いていて、とてもしっかり伝わってきます。近くで見れるのでどんな風にKeyをおさえたりたたいたり、離したりしているか、指を伸ばしたり、曲げたり、いろんなことがわかります。とにかくピアノという楽器をどんな風に鳴らして歌っていくか。

とにかく美しいピアノ。たくさんのInspirationに感謝です。

そして、このVideoの私にとってのおまけは、モーツアルトの曲のスケールやシークエンスやアルペジオの部分に今までになく魅力や意味を感じたってことです。今まではただ、スケールやアルペジオとしか聞こえなかったものが、ちゃんと言葉に。歯医者さんにいくと流れている心地よい音楽のモーツアルトではなく、もっとぐいぐいと、思わず笑ったり手をたたいてしまうほど心に入ってくるモーツアルト。新たな出会いのような、この高揚した気持ち自体が宝物です。楽しいVideoでした。

演奏以外の部分がまた興味深いです。ホロヴィッツはモーツアルトについて、「他のどの音楽より好き」と答えています。「モーツアルトの音楽をクラッシックみたいにではなく、『完全に自由に』理解しています」「でもgood tasteでね」
Videoの冒頭で、指揮者に一音くらいですが、「ここはフレーズをかえて弾きたい」と言ってました。最初のmovementの演奏後のインタビューで「モーツアルトが生活にいそがしくてたくさんの音を書いているうちにミスしたところがある。ぼくが今弾いた音の方が彼の音楽としてしっくりくる。」というようなことを言っています。Improviseしたのでしょうか!

下はGlenn Gouldのvideo。ドキュメンタリー映画の一部だったと思います。できないところは、「これでよし!」となるまで何度も練習。。 練習場面さえも美しい。

さあ、ピアノ弾こうっと。

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