2014年5月13日火曜日

New York State of Mind / Billy Joel

この曲は、弾き語りをしていたときによく歌った曲のひとつでBilly Joelの名曲です。
Billyの歌をCDで聞くたびに「この人は、いつも弾く人の心を何てつかんでいるんだ!」と感動したものです。そう、どの曲もどのピアノも生き物のように生きていて、って言葉では表現不可能です。

かなり前にTony Bennettとの共演のライブを発見しました。(Tonyがたくさんのアーティストとコラボして歌っているアルバムがまた大変すばらしいのですが、そのひとつです。)


それと、Billy JoelのSoloで歌っているライブもあったのでこちらも聴いてみました。(この曲の入っているアルバムと同時期のライブかもしれません。)CDと違ってまたすばらしいです! 

いいライブを聴くと、テクニックやアレンジ以前にある、ハートの部分に突き動かされます。

すばらしい演奏、アーティストにインスパイアされて再びピアノに向かうと、音楽が心の中から脈打って出てくるような気がします。

Billy Joelは私がバークリーを卒業するときに、卒業証書を手渡してくれた人です。「君たちは卒業してミュージシャンになるのではなく、ミュージシャンとして生まれて来たんだ!」ってこれまた人の心をつかむことを言ってくれました。(その前に、『これから大変なことがたくさん待っているぞ。でもめげるな、たくましく生き抜くんだ!』ってことも言っていましたが…)

音楽を職業として生きている人だけでなく、他の仕事をしながら音楽をPlayし、楽しんだり悩んだりして生きている人も、すべてミュージシャンとして生まれて来た人だと思うのです。
そういう人はブランクがあっても、何があっても、やっぱり一生音楽を続けていくのではないでしょうか。

「これから大変なことがたくさん待っているぞ。でもめげるな、たくましく生き抜くんだ!」
彼のパフォーマンスの映像を見て、「よし!」ってまたハートに火がつき、お腹に力が入った気がします。

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ハテイー(左)とライル(右)が仲良くお出迎えかも?