2012年10月18日木曜日

Chord Scale も、Melodyも

YouTubeでArtistiによるJazz のワークショップのVideoをいくつか見ました。
Improvisationの練習法は無限にあり、その人が演奏する時にどういうことを一番大切にしているかが表れています。

●コードシンボルをおぼえて基本の音を把握する…
●状況に合ったコードスケールをさっと弾けるように…
●コードトーンにテンションをプラス、どんな順序でもひけるように…
●※TranscribeしたソロをすべてのKeyで弾けるように…
●モティーフを発展させていく…
●その前に、とにかくたくさん聴くこと…
●その他たくさん…

基本をおぼえる時にはある程度機械的な練習が要ります。すべてのKeyでひくこと…。リズムをしっかり、さまざまに弾くこと…。

それらの土台の上にクリエイティブな、楽しい練習方法もあります。(それについては他の機会にふれる予定です。)

Gary Burtonのワークショップで、彼は※Transcribe(耳でコピーすることです)についての質問に、「私は絶対音感があるので、それ自体は簡単なことだが、やったことはない。必要だと思ったことはない。」という答えでした。それよりもっと有意義な練習方法があったからでしょう。

コードスケールは短絡的だ、と言っているアーティストもいました。アカデミックに頭に叩き込むようにしても生き生きした音楽にならないということでしょうか。それよりも、メロディをガイドにして感覚を研ぎすまして弾く練習をしていくことが大切、というようなことを言っていたと思います。

Michel Petruccianiは、今の自分の演奏に満足せず、自分の好きな、あこがれのアーティストの演奏をたくさんたくさん聴いて弾き方をまねしなさい、と話していました。

どれが一番いいということはなく、人の数だけ練習法はあるということ。自分に合った練習法というのは人それぞれちがう…。

結局、演奏に必要なのは、
耳、目(鍵盤の配列やイメージ)、手の感覚(音の選び方や、タッチ)、脳(音や数字を記憶)それに加え、一番大切なのは感動力?つまり心のアンテナかもしれません。

心の中にある言葉にできないことを、音にするって楽しい! わたしはそれが楽しくて音楽を続けているのかな〜って思います。

最近のお気に入りです↓

Michel Petrucciani - Satin Doll (YouTubeより)



2012年9月12日水曜日

左肩が!

少し前に、突然左肩から上腕にかけて痛くなりました。いつも痛いわけではないのですが角度によってとても痛く、ついに近所の整骨院に行ってみました。初めての「整骨院」。ここは何をするところなのか?骨をぽきっと鳴らし治療するところかな…って思っていたのですが、実際今やってもらっていることは「マッサージ」。そういえば、スポーツマッサージってあるし…。わたしは運動といってもヨガをやるくらいなので整骨院が何をするところなのか、全く知りませんでした。小学生の男の子がサッカーの帰りに来ていたりして、けっこう混んでいます。マッサージの先生達も全員スポーツ大好きっぽい。ちょっと場違いな気分であたふた。と思っているうちに名前を呼ばれ、状況をお話したあと、顔台(?うつぶせになったときに顔をのせる台を勝手に顔台と呼んでいる…)に顔を置いて、マッサージ。痛いけど気持ちもいい。ってことで、それから週に何日か通っています。
昨日行った時に、「朝起きたときがとても痛いです…」とマッサージの先生にうったえたところ、「冷えですね。冷えるのがよくないんです。朝は1日のうちで一番体温が低いので痛むんです。寝るときは半袖ですか?これからは長袖で寝てください。」って。う〜っ、この暑いのに、半袖でも汗が出るのに長袖とは…!!!と思いましたが、そういえば、わたしの上腕はとても冷たい…と思いあたり、素直に長袖のTシャツを着て寝てみました。
結果は…、たしかに朝、腕を動かした時にいくらか痛みが減ったような。実際、マッサージと体操でじわじわとよくなっているところなので、さらに冷やさないようにすることで回復がさらに加速しそうです。
ピアノを弾く時も左腕は大切!治ってきてよかったです。

 ネコのブルー



ブルーより一言
「冷えもあるけど、やっぱり運動不足なんだよニャ〜」
 




2012年5月26日土曜日

"Piano Jazz"

久しぶりにNPRの"Marian McPartland's Piano Jazz"を聴きました。以前によく聴いていたのですが、最近は忘れていたかのように遠ざかっていました。
ああ、まだ続いていた。よかった〜!!

Marian McPartland's Piano Jazz (←クリック)
 映像がない分、音楽と会話がぐいぐいと心に入ってきます… とてもいい番組です。

アーカイブを見ると大好きなアーティストの一人で、ひそかに尊敬しているVibraphoneのGary Burton (December 23, 2011放送)のゲストの日があったのでさっそく聴きました。
Gary Burton On Piano Jazz(←クリック)  
("Listen Now"をクリックすると始まります。最初にNPRの宣伝がちょこっと入りますが
4本のMalletでこんなにすごい演奏!
(これらをあやつる技もすごい)
とっても素敵な音楽です。
すぐに番組に入ります。)

最後から2番目の曲”は番組ホストのMarianとのDuoで"My Funny Valentine"です。
なんと、VibraphoneとPianoではなく、PianoとPianoのDuo です!
Gary Burtonって、Pianoの時もGary Burtonって感じでパキパキしていてさわやかで、ちょっとしたアレンジも好きだなあ。人間としてもすばらしい人ってあらためて思った…。
彼がピアノを弾くって、実は今日まで知らなかった!失礼。

( ホストのMarian McPartlandももちろん、すばらしいmusicianで、すばらしい人です)